仁義なき戦い 頂上作戦
(1974年1月 東映京都作品 101分)

凄まじい暴力衝動で突っ走る街の野獣たち!
広島やくざ戦争20年目、遂に迎えた史上最大の市街戦。

前作「代理戦争」の続編ともいうべきシリーズ第四弾は、戦後世代の若い組員たちの暴挙に強烈なスポットを当て、昭和三十八年春から三十九年へかけての約一年にわたる広島やくざ戦争を描写。激化の一途をたどる西日本広域暴力団・明石組とライバル神和会との代理戦争は、やがて一般市民をも巻き込む市街戦へ突入。遂には警察の暴力団壊滅運動・頂上作戦、全マスコミの暴力団撲滅キャンペーンへと発展していく。そして文字通り広島やくざ戦争の一大クライマックスは、暴力と暴力、血と血、銃弾と銃弾が激突する不協和音をもって迎えられる。

[ CAST ]
菅原文太、梅宮辰夫、黒沢年男、田中邦衛、金子信雄、小池朝雄、内田朝雄、遠藤太津朗、加藤武、松方弘樹、小林旭

[ STAFF ]
監督:深作欣二 企画:日下部五朗 原作:飯干晃一
脚本:笠原和夫 撮影:吉田貞次 録音:溝口正義 照明:中山治雄 美術:井川徳道
編集:宮本信太郎 音楽:津島利章