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おかあさんの木

発売中

DVD

DSTD03862/4,700円/COLOR/本編114分/片面2層/1.主音声:ドルビー5.1ch/日本語字幕/16:9 LB

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INRODUCTION
原作は児童文学者、大川悦生(98年没)著「おかあさんの木」。発表から45年余り、その間幾度も小学校中学年から高学年の国語教科書に採用されてきたお話です。昭和12年(37年)日中戦争から始まる太平洋戦争のために7人の息子が次々と兵隊にとられ、そのたびに桐の木を植えて、息子たちの無事を祈るおかあさんの姿が母子の愛を、戦争がもたらす悲しみを子供たちに訴え続けてきました。
本作は、舞台を大川氏の生まれ故郷である長野県の田舎村に設定し、おかあさんとおとうさんの出会いから物語を始めます。7人の子供たちに恵まれ、慎ましやかながらも幸せな家族を築いていく主人公・ミツ。そこには、当時の日本中のどこにでもある、普通の人びとの暮らしが描かれていきます。そしてそんな日本中のおかあさんが直面した戦争という現実。「お国のために」と戦地に出征する息子をただ見送らなければならない悲しみ、帰らぬ息子をひたすらに待ち続けることしかできない苦しみは、「おかえり」「ただいま」と言える当たり前の日々がいかに尊く大切なことかを、現代に生きる我々に訴えかけてきます。
主人公・ミツを演じるのは鈴木京香。「いつか、“日本のおかあさん”然とした母親役を演じてみたいと思っていた」と、25年余りの女優人生の中で節目の役に挑んでいます。さらに、ミツの次男・二郎役に三浦貴大、亡き夫の同僚役に田辺誠一、その娘・サユリ役に志田未来、物語の語り部となる現代パートのサユリ役に奈良岡朋子、と演技派の豪華キャストが集結しました。
監督は『がんばっていきまっしょい』『解夏』など丁寧な心理描写に定評のある磯村一路。
STORY
今から100年ほど前…長野県の小さな田舎村。若く美しいミツは、かねてから想いを寄せていた謙次郎とめでたく祝言を挙げた。ミツは一郎、二郎、三郎、四郎、五郎…と次々に元気な男の子を生み、決して裕福とはいえない暮らしぶりではあったが幸福だった。六人目の男の子・誠だけは、子宝に恵まれなかった姉夫婦に懇願され密かに里子に出したものの、さらに末っ子の六郎まで生まれ、家の中はいつも賑やか。優しい夫とヤンチャな息子たちに囲まれて、ミツはいつも笑顔で忙しい毎日を過ごしていた。しかしその笑顔が消える出来事が起きてしまう。謙次郎が心臓発作で、急逝したのだ。愛する人の突然の死に、呆然とするミツを支えたのは、6人の息子たちだった。
それから数年後。すっかりたくましい青年に成長した息子たちを、今度は“戦争”がミツから奪う。まずは一郎、そして二郎…。出征してゆく息子たちを複雑な思いで送り出すミツは、彼らが戦地に赴く度に1本ずつ桐の木を庭に植えてゆく。そんな彼女をいつも気遣い心配しているのは、昌平とその娘・サユリだった。だが昌平は郵便局員という仕事柄、ミツに息子たちの戦死の報せを告げるという辛い役回りを担当することになる。
長い長い戦争が終わっても、7人の息子たちは誰一人戦地から帰ってこなかった。それでもミツは7本の桐の木を大事に育てながら、いつか誰かは戻って来ると信じて待ち続けた。
終戦翌年の冬―。唯一、生死が確認できなかった五郎が、傷だらけの姿で戻って来る。 夢にまで見た懐かしい我が家、そして愛しい母を想い傷付いた足を引きずり思わず駆け出す五郎が見たものは…。
[2015年6月全国劇場公開作品]
CAST
鈴木京香
志田未来 三浦貴大 平岳大 田辺誠一
浪岡一喜 市川知宏 松金よね子 有薗芳記 菅原大吉
石井貴就 細山田隆人 大鶴佐助 大橋昌広 西山潤 安藤瑠一
木場勝己 大杉漣/奈良岡朋子
STAFF
監督・脚本:磯村一路
原作:大川悦生「おかあさんの木」(ポプラ社刊)
© 2015「おかあさんの木」製作委員会
映像特典

■メイキング
■磯村一路監督インタビュー
■イベント集(クランクアップ報告会見/完成披露会見/初日舞台挨拶)
■特報/予告
■スポット集

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