原作「凶気の桜」(ヒキタクニオ著・新潮社刊)と出会ったのは「GO」の撮影中のこと。主人公・山口の怒りは、正にその当時の窪塚洋介自身が持っていた疑問や不満であった。それが生まれてくる過程で、出会った人々がいた。ストリートのリアリティーから生まれる言葉で己を叩きつけるHIP HOP。その伝説のグループ・キングギドラのリーダー、K DUB SHINE。彼らのPVを監督し旧知の仲である薗田賢次。音楽と映像と物語が揃った時、窪塚洋介は“今の日本”の映画が作りたくなった。思いっきりヤバイ映画でありながら、エンターテインメントな作品を作る。東映は賛同し準備は進んだ。
そして、その現場には異能・多彩な若きアーティスト・パワーが結集した!窪塚洋介を始めとして、ミラノコレクション→オーストラリア映画デビューの国際派新人・RIKIYA。1人アメリカに武者修行に行った総合格闘技界の異端児・須藤元気。モデル・CMで活躍、10〜20代の女の子の圧倒的支持を得る高橋マリ子。更に、“怖い大人”が参加。「スワロウテイル」「アナザヘヴン」「竜馬の妻とその夫と愛人」等個性的な映画出演歴を持つ江口洋介。曲者役者本田博太郎。そして、数々の映画・テレビ・CMで、その存在感と貫録を存分に発揮し続けている原田芳雄。彼らが強烈にプロの臭いを発散させる大人を演じきる!音楽はもちろんK DUB SHINE。監督は薗田賢次。今、正に問題作が誕生しようとしている !!
山口(窪塚洋介)
、
市川(RIKIYA)
、
小菅(須藤元気)
の3人は、特注の白い戦闘服をまとい、渋谷の街で半端な不良どもを狩っていく。それは、
その怖いもの知らずの行状は、渋谷の不良ばかりでなくスジ者たちにも一目置かれる。右翼系の暴力団・青修同盟の会長の
青田(原田芳雄)
は、3人を面白がり、飯を食わせたり、中古四駆車を与えたりと可愛がる。山口は青田を慕い、市川、小菅は青田に紹介された若頭の
兵藤(本田博太郎)
や客分の
“消し屋”三郎(江口洋介)
に本職(プロ)の匂いを嗅ぎ、次第に影響を受けるようになる。殴り殴られる日々、乱闘の最中、山口は
景子(高橋マリ子)
という凛とした女子高生に出会う。
ある日、3人は不良外人が大っぴらにドラッグを捌いているというクラブを襲撃したのをきっかけに、青修同盟と対立する小西組との抗争が始まってしまう。青修同盟内の陰謀にまでも巻き込まれていく。そして、踏んでしまう。それは、
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