INTRODUCTION
2011年にバンプレストと東映アニメーションが初タッグを組んで始動したプロジェクト「京騒戯画」は、配信版が累計100 万再生を超えるほどの大好評を博し、その圧倒的な支持を受け2013年には全10話のシリーズとしてTVアニメ化された、
京都であって京都でない。不思議な街“鏡都(きょうと)”へ、黒いウサギを追って時空の狭間からやってきた少女・コトが謎の坊主に出会ったり、メカオタクの女の子に追いかけられたりと平和な都の空気を震わせる!
シリーズ総監督には、25歳の若さで鮮烈な監督デビューを飾った松本理恵が、強烈なビジュアルセンスと膨大な情報量を詰め込みながら、すべてが語りつくされない余韻と謎に満ちた世界を構築、配信版・TVシリーズともに実力派スタッフ・豪華キャストが結集し、個性あふれるキャラクターたちが巻き起こす謎と冒険の数々が展開し、視聴したファンからは今も熱狂的に愛される作品として語り継がれている。
STORY
かつて、とても近いがここではないどこか。幾つかの星が混在し、人とカミとの境界が未だ曖昧だったころ…。京都であって、京都ではない、カガミの都、鏡都。そこでは人もモノノケも仲良く暮らし、人は死なず、すべてのものは絵から生まれ、壊れたものもいつのまにか元通りになる――不思議な都。その都を、鞍馬・八瀬・明恵の三人は永きにわたり守り、親である明恵上人と黒兎の化身である古都の帰りを待ち続けていた。永遠の平穏が続く鏡都の日常へ、ある日、時空の狭間から一人の少女が落ちてきた。赤い目をした彼女の名はコト。巨大化するアラタマを抱え、式神を引き連れてやってきた彼女が、止まっていた都の空気を大きく震動させてゆく!母を捜しにやってきた少女コトと父の帰りを待ちわびる坊主・明恵。その兄・鞍馬と妖怪を束ねる姉・八瀬。
この物語は、ある一家を巡る愛と再生の物語である。
<収録話>
DSIC零
◆2011年製作5分プロモーション映像
◆2011年製作25分プロモーション映像
◆2012年製作配信用
第1話 コト、主人公かく語りき
第2話 ショーコ、科学者慌て窮す
第3話 八瀬、妖怪鏡都通信
第4話 明恵、坊主かく語りき
第5話 古都、黒兎回想録
DISC壱
#01 ある一家の事情とその背景
#02 やってきたのは妹
DISC弐
#03 長男と愉快で科学な仲間
#04 次女と素敵な妖怪達
DISC参
#05 若き三男の悩みと始まりと終わり
#06 二人が計画し一人が悩む話
DISC四
#07 母が帰還してついでに父も帰還した
#08 あっちとこっちでもめる話
DISC伍
#09 どうしたらいいかみんなで考えよう
#10 今日を騒がしく戯れ生きる人々の漫画映画
STAFF
※配信版
企画:京騒戯画プロジェクト(バンプレスト・東映アニメーション)
原作・シリーズ構成:東堂いづみ
シリーズディレクター:松本理恵
キャラクターデザイン:林祐己
音楽:椎名豪/高木洋
※TVシリーズ
企画:京騒戯画プロジェクト(バンプレスト・東映アニメーション・東映ビデオ・バンダイナムコゲームス・東映エージエンシー)
原作:東堂いづみ
シリーズ構成: 東堂いづみ/松本理恵
音楽:椎名豪
制作担当:坂井和男/及川泰史
美術:柴田聡
色彩設計:秋元由紀
キャラクターデザイン・総作画監督:林祐己
シリーズディレクター:松本理恵
オープニングテーマ:『ココ』たむらぱん(日本コロムビア)
エンディングテーマ:『疾走銀河』TEPPAN(日本コロムビア)