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喜劇の神様・斎藤寅次郎が描く、薄幸の母娘が辿る苦難の道を唄と笑いの佳作風刺劇! 引き上げ途中、母とはぐれた少女マリ子は、同じ引き上げ者の親切な青年に助けられて世話になるが、残された母の手帳に書かれた知人の名前を頼りに、母を尋ねて歩く。しかし消息はつかめず、とうとう最後の一人、母の初恋の人・安吉を尋ねるマリ子。お人好しの安吉は不憫に思いマリ子を引き取るが、その周りの人々は嫉妬や妬みや金の亡者ばかり。マリ子はたらい回しされた上に孤児収容所に入れられてしまう。 しかし、マリ子の天性の歌唱力が楽団指揮者に認められて、天才少女歌手出現と舞台やラジオで大評判となる。するとマリ子を捨てた人たちは一転して、その親権を主張したり、歌の興行権を主張したり、その権利をめぐって大騒動となる。 マリ子役に美空ひばり、母役に入江たか子、お人好し好吉に花菱アチャコ、そして抜け目のない横山エンタツ、成金好色な伴淳三郎、男勝りな清川虹子、マリ子を見出す楽団指揮者に川田晴久が脇を固めている。戦後の世相を色濃く反映させ、引き上げ母娘のすれ違いを柱に、主人公マリ子を取り巻く人々の欲と人情と笑いと風刺を交えて、すっきりとした喜劇映画として楽しめる佳作である。 (昭和25年5月20日公開 製作:大泉映画 配給:東京映画配給) ■白黒63分(オリジナル82分)
マリ子…美空ひばり 母美也子…入江たか子 安吉…花菱アチャコ その女房…清川虹子 留吉…横山エンタツ 日野原…伴淳三郎 その妻…清川玉枝 楽団指揮者…川田晴久
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