物語設定に中谷国夫、キャラクター原案に杉野昭夫、メカニックデザインに小林壇を迎えて制作された東映アニメーション初のオリジナルロボットアニメ。戦闘要塞としての大空魔竜に重きを置いたストーリー展開は、従来のロボットアニメにはない臨場感を醸し出すことに成功。ことにサンシロー以下、総勢9名のレギュラー人物たちが織りなす人間ドラマは、1980年代に隆盛を極めるリアルロボットアニメの先駆けとも言うべき仕上がりを見せた。一方、ポピー(現・バンダイ ボーイズトイ事業部)黄金期に制作されたTVシリーズだけあって、商品ラインナップも「ポピニカ」「ジャンボマシンダー」「超合金」と、当時のポピー人気ブランド御三家がそろい踏み。中でもDXジャンボマシンダー『超大型 大空魔竜』は、その名の通り子供がまたがって遊べるほどの特大マスコミ玩具として大いに話題を集めた。
プロ野球チーム、レッドサンの若きエース・ツワブキサンシローは、謎の鳥人たちの襲撃を受け、選手生命を奪われてしまう。一味の正体は、地球侵攻をもくろむゼーラ星の巨大コンピューターロボット・ダリウス大帝が組織した暗黒ホラー軍団の先兵であった。間一髪、大文字博士が率いる大空魔竜戦隊に危機を救われたサ
ンシローは、自身が超能力者であることを知らされ、ともに地球の平和を守るべくチームへと合流。恐竜型ロボット要塞・大空魔竜とスーパーロボット・ガイキングを駆使して、ダリウス大帝との壮烈な闘いに挑むのだった。
(1976年4月〜1977年1月 フジテレビ系にて放送:全44話)