INTRODUCTION・STORY

生きて、生きて、生きまくれ。俺の命は、生きるために流れている。人の世は、天国と地獄のはざまなり。生きるは苦しいが、死ぬは愚の骨頂なり。 大ヒット作「オルゴール」の余韻に、新たな響きがオーバーラップしてくる長渕剛主演第2弾。1956年9月7日、長野県X地点、その光は夜の闇を裂いて天空より降りた。一部マスコミは謎の物体と報じたが、政府調査隊は巨大な隕石の落下とだけ発表。そして1989年、ある山寺の秋、禅の修業に励む若き僧侶・竜雲の体に異変が起こりはじめる。激しい発作が襲い、精神的静寂の世界は掻き乱された。その頃、国家公安部調査官が和尚を訪ねていた。実は、竜雲は国家の最重要機密事項として扱われていたのだ。“R”それが竜雲のコードネームだった。幼い頃から和尚に育てられ、花や動物を愛する慈悲深さと、自分では制御できないほどの不思議な力を持つ竜雲。果たして、その力は善に使われるのか？人が人として持っていた本来の姿を追い求める主人公・竜雲に、長渕剛が自信のテーマを込めて熱演。松坂慶子、小林稔侍らベテラン陣が脇を固める。監督は、光と影の魔術師・工藤栄一が担当。（平成元年12月公開　東映・ユイ音楽工房・OFFICE REN提携作品）

CAST

長渕剛、小林稔侍、清水紘治、誠直也、菅田俊、絵沢萌子、金沢碧、成田三樹夫、垂水悟郎、岩崎加根子、松坂慶子

STAFF

■原作：

■原案：長渕剛

■監督：工藤栄一

■演出：

■脚本：丸山昇一

■スタッフ：原案：長渕剛／企画：黒澤満、後藤由多加／プロデューサー：青木勝彦、森田秀美／脚本：丸山昇一／撮影：仙元誠三／美術：今村力／照明：渡辺三雄／主題歌：長渕剛「しょっぱい三日月の夜」（東芝EMI）／監督：工藤栄一／製作協力：セントラル・アーツ