INTRODUCTION・STORY

【キャッチ】伊賀VS甲賀、激闘はクライマックスへ！ 【解説】 享保の改革を断行し、名君と謳われた八代将軍・徳川吉宗が世を去って半年。 次期将軍には、吉宗の長男である家重が就任したが、生来多病にして暗愚な家重は将軍の器ではなく、側用人の大岡忠光が実権を握っていた。 その大岡が、日本各地に散らばっている配下の「二十六人衆」を使って伊賀忍者狩りをはじめた。伊賀の頭領・柘植新八は、生き残った伊賀者たちとともに、大岡への復讐を決意する。 小料理屋で働く「新さん」が、新八の仮の姿。義賊の「はやて小僧」や、発明家の「平賀源内」らが、新八率いる“影の軍団”に協力するのである。 新八を父の仇として狙っていた「椎名組」の椎名美里は、父を殺めた真犯人が新八ではないことを知ってしまった。一人の女として、新八を愛するようになった美里。しかし、忍者の掟は、美里に“女の幸せ”を決して与えようとはしなかった。 次々と倒されていく「二十六人衆」。“影の軍団”が最後に狙うのは“闇将軍”の首だ。今、伊賀VS甲賀の激闘は、空前のクライマックスへ――!! “影の軍団”と言えばこの人――千葉真一が伊賀の頭領・柘植新八役として、自らも激しいアクションを披露する。そして、この『影の軍団Ⅱ』では、志穂美悦子・真田広之ら、千葉率いるジャパンアクションクラブ（現：ジャパンアクションエンタープライズ）の精鋭たちが本格的に参入。華麗なる忍者アクションの世界が展開されていく。 軍団員を演じるのは江藤潤、朝加真由美、黒崎輝、崎津隆介、そして長門勇。その他、平賀源内役に山村聰、大岡忠光役に成田三樹夫、徳川家重役に石橋蓮司がそれぞれ扮している。新八に惚れているおりん役は樹木希林で、千葉真一とのユニークな掛け合いは、『影の軍団』シリーズに欠かせない１コマだろう。 各話を彩るゲストは西田健、荒木しげる、伊吹剛、大信田礼子といった面々。第22話に、当時の漫才ブームで大ブレイクを果たした島田紳助・松本竜介のコンビが出演していることも見逃せないトピックスである。 監督やシナリオライターは、いずれ劣らぬ本格時代劇の作り手たち。特に最終回前後編（第25話＆第26話）は、メインライター・芦沢俊郎とメイン監督・関本郁夫の手腕が冴え渡り、闇に生きる忍者たちの凄絶な生きざまが見事に描かれている。 【ストーリー】 九代将軍・徳川家重の側用人・大岡忠光は“闇将軍”として君臨し、配下の「二十六人衆」と椎名美里率いる「椎名組」を使って、伊賀忍者狩りを行っていた。 大岡の陰謀の前に立ち塞がる、柘植新八を頭領とする七人の“影の軍団”！ しかし、戦いの中で、歌之助は壮絶な死を遂げた。 六人になった“影の軍団”だが、彼らの魂は、これまで以上に熱く燃えていた――!! 【放送期間】1981年10月ー1983年3月 【コピーライト】（C）東映

CAST

千葉真一／志穂美悦子／真田広之／江藤 潤／朝加真由美／山村 聰／成田三樹夫／樹木希林／長門 勇／石橋蓮司　他

STAFF

■原作：

■原案：

■監督：関本郁夫／牧口雄二／小野田嘉幹　他

■演出：

■脚本：芦沢俊郎／下飯坂菊馬／高田宏治／山田隆之　他

■スタッフ：監督：関本郁夫／牧口雄二／小野田嘉幹／太田昭和／亀岡正人　他　 脚本：芦沢俊郎／下飯坂菊馬／高田宏治／山田隆之　他 企画：巻幡展男（KTV）／翁長孝雄（東映） プロデューサー：岩崎 義（KTV）／松平乘道（東映）／亀岡正人（東映）／佐藤公彦（サニ千葉E） 音楽：渡辺茂樹