INTRODUCTION・STORY

地を這い、空を飛ぶ忍びの技を受けて立つ、正剣・隻眼の暴れ者！剣豪・柳生十兵衛を演じて髄一の迫力をみせる近衛十四郎が 松方弘樹と組んで親子共演が実現した興趣時代劇。 【解説】 柳生新陰流の秘伝と云われる柳生武芸帳が、実は幕府転覆を企む諸大名の謀反連判状と判明し、柳生家当主・但馬守は老中・土井大炊守から究明を受ける。但馬守は将軍に猶予を乞い、その真相探索を柳生十兵衛に命ずるが、旅立つ十兵衛を、柳生の宿敵・疋田陰流の霞の忍者、若き霞の千四郎、謎の刺客団らが次々と襲う。やがて、柳生と姻戚関係にある老中・松平伊豆守の失脚を狙う土井大炊守らの策謀で、両家は窮地に陥るが･･･。 「柳生武芸帳」「夜ざくら秘剣」「無頼の谷」「独眼一刀流」と一貫して剣豪・柳生十兵衛を演じ、十兵衛役として随一の迫力をみせる近衛十四郎。その剛剣に挑む精悍な若者、霞の忍者・千四郎に松方弘樹が扮して、花の親子コンビが宿命の死闘を演じるほか、山城新伍、佐藤慶、山形勲、加賀邦男、吉田義夫ら多彩な演技陣が結集。忍術の玄妙さ、剣の醍醐味、若者の闘魂、意外な謎が全編に溢れた興趣時代劇。 【公開日】1963年2月公開 【コピーライト】（C）東映

CAST

近衛十四郎、松方弘樹、新井茂子、佐藤慶、山形勲、品川隆二

STAFF

■原作：五味康祐

■原案：

■監督：内出好吉

■演出：

■脚本：高田宏治

■スタッフ：原作：五味康祐 企画：森義雄、安田猛人 脚本：高田宏治 撮影：脇武夫 音楽：阿部皓哉 監督：内出好吉