INTRODUCTION・STORY

【解説】 主演・高倉健が、汚職事件を追及中に殺害された検事の父に代わり、暗黒街で磨き上げた法なき手段で、政界の大悪党に鉄槌を下し、衝撃のラストシーンへと突き進む痛快作。 官界へ多額の賄賂をばらまいた疑いで極東造船を追及する東京地方検察庁は、北斗銀行から大金が引き出された事実を手がかりに極東造船の責任者・権藤らを逮捕した。嫌疑は政界にまで及んだが、証拠書類が隠滅され、捜査は暗礁に乗りあげた。検察側は鬼検事・野上を起用し巻き返しをはかった。野上は早速、北斗銀行の顧問弁護士・石丸が贈賄先のリストのメモをかくしていることを貸付課長の村田から聞き出し石丸を召喚するが、証人の村田が自殺し、石丸は口をとざしたまま釈放された。失意の野上に追い打ちをかけるが如く、野上邸で時限爆弾による爆発事故が起こり、彼の妻・貞子が負傷。こんな時、グレて刑務所入りしていた野上の一人息子・英一が出所してきた。英一は法律にしばられ、人間味のない判決をする父を嫌い、ヤクザの世界にとびこんだのだ。出所後、再びヤクザの世界に戻った英一は、親分の工藤から人殺しを命ぜられる。相手は、英一の父・野上だった……。 記録映画、教育映画、娯楽映画等、様々なジャンルを手掛ける関川秀雄監督が、高倉健を主演に迎えて描いたクライム・アクション！ 【公開日】1963年11月公開 【コピーライト】(C) 東映

CAST

高倉健、今井健二、宮園純子、岩崎加根子、小沢栄太郎、松本克平、北竜二、沢たまき、荒木道子、三島雅夫、山村聰　ほか

STAFF

■原作：

■原案：

■監督：

■演出：

■脚本：

■スタッフ：企画：登石雋一 脚本：村尾昭 撮影：高梨昇 音楽：鏑木創 監督：関川秀雄