作品紹介
INTRODUCTION・STORY
第29回(2005年)モントリオール世界映画祭で史上初の5部門同時受賞 【キャッチ】 消えかけた命 今燃え上がる 大ヒット映画『おくりびと』でも話題になった、モントリオール世界映画祭で5部門同時受賞!日本の伝統陶芸“窯焚”を通して、愛とエロスを成人指定で描いたヒューマンドラマ! 【解説】 大ヒット映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)がグランプリを受賞して話題になったモントリオール世界映画祭(*1)で、最優秀監督賞を含む史上初の5部門同時受賞(2005年)を達成した話題作。父の死によって生きる意欲を失っていた日系カナダ人の青年が、信楽の町で陶芸を通じて自然とふれ合い、叔父の深い愛情によって生きる情熱を取り戻していく再生の物語。 “窯焚(かまたき)”とは陶器を焼く工程を指し、1,300℃にものぼる炎で10日間焚き続ける技法。炎の芸術と云われるほど美しく、古くは桃山時代より伝わる日本の伝統陶芸として古代技術の最高峰にあげられている。 監督には、「Keiko」(*2)、「ケニー」(*3)などで知られるクロード・ガニオン。主人公の青年にはカナダ期待の新人、マット・スマイリーが青年期の葛藤を瑞々しく演じる。そして青年の叔父であり陶芸家を演じるのは、中谷美紀主演映画「しあわせのかおり」(*4)にも出演している藤竜也。芸術を愛し、女性を愛し、自然体で生きる奔放な男性を魅力的に演じている。また、老いてもなお人生を謳歌する女性を演じるのは、「佐賀のがばいばあちゃん」の吉行和子。日本人女性の本当の美しさ、芯の強さを見事に表現しており、藤竜也とは「愛の亡霊(*5)」(大島渚監督)以来の官能シーンの共演。 *1:モントリオール世界映画祭 第29回(2005年)において、最優秀監督賞・国際批評家連盟賞・観客大賞・エキュメニック賞・エアカナダ賞の史上初の5部門を受賞。 *2:「Keiko」 1979年公開。若芝順子主演。クロード・ガニオン監督の長編デビュー作。京都大学在学中の学生を主演に起用して、女性の真の自由を問うたドキュメンタリータッチの作品。今作で外国人としては初めて、日本監督協会新人賞に輝く。 *3:「ケニー」 1987年公開作品。両脚切断のままたくましく生きるケニー少年を主人公に実話を基にしたドラマ。当時、スケボーに乗ったケニーの映像が話題に。 *4:「しあわせのかおり」 2008年10月公開作品。中谷美紀・藤竜也が料理をテーマに描く感動作。同作品も4月にDVDリリース。 *5:「愛の亡霊」 1978年日本・フランス合作映画。大島渚監督が「愛のコリーダ」に続き、海外資本で大胆なエロスをテーマに挑んだ問題作。吉行和子が藤竜也相手に、ヌードを晒して愛人関係を熱演した話題作。1978年カンヌ映画祭監督賞受賞。 【ストーリー】 22歳の日系カナダ人・ケンは父の死により生きる意欲を失い、心を閉ざしたまま著名な陶芸家である叔父・琢磨の住む信楽にやって来た。ケンは自分の傷ついた心を理解しようとしない琢磨の態度にいらだちを覚えながらも、信楽の自然の優しさ、女性たちとのふれ合い、そしてなによりも琢磨の奔放で自然体な生き様に触れ、次第に心を開いていく。新たな作陶作業が始まった。陶芸は何ヶ月も構想と情熱をかけた炎の芸術、そのクライマックスの作業“窯焚”を琢磨はケンに任せるという。重責を任せられたプレッシャーと闘いながら、10日間にも及ぶ“窯焚”が始まった・・・。 【コピーライト】(C)Zuno Films NHK KAMATAKI Partners
CAST
マット・スマイリー/藤竜也/吉行和子/渡辺奈穂/リーソル・ウィルカーソン/クリス・ハイヤデル
STAFF
■原作:
■原案:
■監督:クロード・ガニオン
■演出:
■脚本:クロード・ガニオン
■スタッフ:監督・脚本・編集:クロード・ガニオン プロデューサー:ユリ・ヨシムラ・ガニオン/サミュエル・ガニオン/神崎透 エグゼクティブプロデューサー:磯辺信夫 撮影:浦田秀穂 照明:常谷良男 録音:川嶋一義 美術:竹山聖 陶芸指導:神崎紫峰 助監督:宮平貴子 スチール:阿頼耶文空 主題歌:ジョラン 製作:Zuno Films/NHK 日本・カナダ合作 配給:ティ・ジョイ 配給協力・宣伝:アルゴ・ピクチャーズ
特典
初回特典
封入特典
その他特典
音声特典
映像特典
ボーナスディスク
初回特典
封入特典
その他特典
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映像特典
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