作品紹介
INTRODUCTION・STORY
たとえわが身は“火宅”にあろうとも天然の旅情に忠実に生きたい 煩悩に身を焦がし、不安の絶えないさまを火災にあった家にたとえて「火宅」という。 すべてを愛し、抱きとめて、男…流浪転々。 旅を愛し、酒を愛し、女を愛して転々流浪…生の証しと浪漫を求めて彷徨い続けた男・檀一雄。無頼派の作家と呼ばれ、放浪の詩人と呼ばれた直木賞作家・檀一雄が、自身の生涯を心魂込めて書き上げた遺作「火宅の人」の完全映画化。妻や子を心から愛しながらも、流浪の人生に惹かれる男。作家・桂一雄は新劇女優・恵子と事を起こし、妻と別居。恵子との同棲に踏み切るが、その生活もまた、八方からの非難と多忙を極める執筆活動、恵子の妊娠・堕胎といった諸事が重なり破綻を来す。逃げるように旅に出た一雄は、その旅先で孤独な魂を持つ女・葉子と知り合い、愛と安らぎを得るが、それは束の間の出来事でしかなかった…。深作欣二監督が、自由奔放に生きようとする抑えがたい“荒ぶる魂”を持つ一方、妻子への愛情を断ち切れない“やさしい魂”を持つ主人公の生き方に感動して映像化した念願の作品。主人公・桂一雄に緒形拳、恵子に原田美枝子、葉子に松坂慶子、ヨリ子にいしだあゆみが扮し、檀一雄の遺子・檀ふみが一雄の母役で出演する豪華キャスト。男の放浪と哀愁を十和田湖、鳥取、五島列島、阿蘇、霧島寺など、日本の美しい情景を背景に織りなす文芸超大作。(昭和61年4月公開 東映京都作品)
CAST
緒形拳、いしだあゆみ、原田美枝子、松坂慶子、壇ふみ、真田広之、岡田裕介
STAFF
■原作:檀一雄
■原案:
■監督:深作欣二
■演出:
■脚本:神波史男、深作欣二
■スタッフ:監督:深作欣二/プロデューサー:豊島泉、中山正久/企画:高岩淡、佐藤雅夫/原作:檀一雄『火宅の人』/脚本:神波史男、深作欣二/撮影:木村大作/音楽:井上堯之
特典
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映像特典
ボーナスディスク
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