INTRODUCTION・STORY

【解説】 港ヨコハマ──ここには歌あり、恋あり、友情あり。貧しくも溌剌と健気に生きる港の娘・はるみ、海の暮らしが身に付いた二枚目マドロスの健次、歌が滅法上手な船員・三郎。人気実力ともに日本一の美空ひばり、高倉健、春日八郎の顔合わせ。若さいっぱいの三大スターが、横浜の悪徳ヤクザ一家を相手に敢然と闘う爽快そのものの青春映画です。 港町にある一軒のホテル兼酒場・海猫亭。はるみはここで働きながら父親信造と暮らしていたが、そこにフラリと尋ねてきたのが気のいい船員健次。しかし信造が港の悪ボスの奸計で船を焼かれ盲目に。かねてから悪ボスははるみを狙っていたのだ。逆境に立つはるみと信造のために、賭博や密輸船で金稼ぎに奔走する健次。 やがてはるみは三郎の勧めでクラブの歌手になり、大変な評判をとっていく。だが悪ボスがはるみと三郎を拉致。遂に怒りを爆発させ、二人を救出しようと敵地に乗り込んだ健次の鉄拳が炸裂する。 可憐な魅力を放ってヒット曲を歌いまくる美空ひばり。船員姿もカッコいい若さいっぱいの高倉健。これまた一世風靡したヒット曲を連打する春日八郎。海に港に弾ける歌と愛と友情。軽快なリズムと快テンポで、昭和三十年代前半の娯楽映画黄金期を飾った美空ひばりのモダン青春映画の快作です。 【公開日】1957年7月公開 【コピーライト】(C) 東映

CAST

美空ひばり、高倉健、春日八郎、三條美紀、高木二朗、花沢徳衛、藤井貢、須藤健、大村文武、山口勇、宇佐美諄

STAFF

■原作：瀬戸口寅雄

■原案：

■監督：

■演出：

■脚本：

■スタッフ：原作：瀬戸口寅雄 企画：坪井與、福島通人 脚本：中田龍雄 撮影：西川庄衛 美術：森幹男 音楽：船村徹 監督：小林恒夫