INTRODUCTION・STORY

【キャッチ】心で、愛しぬく。吉永小百合と渡哲也。これがこの男と女にとって「最後の恋」になるかもしれない。 【解説】 その恋はしぐれのように私の胸に舞い降りました。 1977年発表当時“中年男女の命のかぎりの愛を描き得た小説”と絶賛され“しぐれ族”なる流行語まで生んでベストセラーになった、今なお読み継がれる恋愛小説の白眉である。映画化にあたっては、この原作の熱烈な愛読者である吉永小百合のたっての希望で実現、その相手役も渡哲也が吉永の呼びかけに応じ実に29年ぶりの夢の共演を果たしマスコミ界を沸かせた。映画公開時は“大人の恋”に主人公たちと同世代のミドルパワーで賑わい、大ヒットを記録。 男は56歳。若い頃通夜の席で見初め、20数年思い続けてきた女と偶然再会する。女は48歳。夫を早くに亡くし今は、鎌倉で生け花を教えながら、慎ましく生きている。人生の秋にさしかかった二人はおもいがけない“出会い”の中で、ためらいゆらぎながら、確かな愛を深めていく…。（平成10年11月劇場公開作品）

CAST

吉永小百合、佐藤友美、原田龍二、天宮良、岩崎加根子、細川直美、裕木奈江、林隆三、渡哲也

STAFF

■原作：中里恒子

■原案：

■監督：澤井信一郎

■演出：

■脚本：伊藤亮二、澤井信一郎

■スタッフ：監督：澤井信一郎／企画：黒澤満、村上光一／プロデューサー：六鹿英雄、久板順一朗、岡田裕、松下千秋、服部紹男／原作：中里恒子（文藝春秋刊）／脚本：伊藤亮二、澤井信一郎／撮影：木村大作／美術：桑名忠之／音楽：久石譲（オリジナル・サウンドトラック：日本コロムビア）／製作：セントラル・アーツ、フジテレビジョン、東映ビデオ／配給：東映