INTRODUCTION・STORY

かつて渋谷に君臨した男・安藤 昇が語る 誰も知らないもう一つの戦後史！ 映画『渋谷物語』は、戦後の混乱期を駆け抜けた一人の男の激しい生き様と、そんな男を待ち続ける女たちの切ないラブストーリーを絡ませ、高度経済成長期とひきかえに日本人が失った大切なものを浮かび上がらせている。 「私のこれまでの全ての作品は、この映画の序曲に過ぎなかった」と安藤 昇本人に言わしめた集大成であり、同時に戦後60年を迎えた今だからこそ語れる、誰も知らないもう一つの戦後史でもある。 すべては一人の男から始まった…。戦後60年…。かつて渋谷に君臨した男・安藤 昇が語る、誰も知らないもう一つの戦後史── ＜ポイント＞ ●「私のこれまでの全ての作品は、この映画の序曲に過ぎなかった── 安藤 昇」 伝説のアウトロー・“安藤 昇”関連作品90本目の集大成!! 戦後60年…。衝撃の真実が今、語られる！ ●オープンセットでの闇市の再現、1,000名を越えるエキストラの大量動員！ ●監督は『ちょうちん』などアウトロー作品で実績を残している梶間俊一！ ●脇を固める充実のキャスト・安藤 昇も特別出演！ 安藤を愛した女たちに南野陽子、遠野凪子。財界人・中井秀麿に風間トオル、財界の大物に津川雅彦。安藤の兄弟分に永島敏行。安藤を執拗に追いつめる刑事に渡辺裕之。特攻隊の戦友・藤原に榎木孝明。関東一円を支配するテキヤの総長に松方弘樹。そして安藤 昇本人も特別出演している。 ●挿入歌『You are my destiny』を始め、懐メロヒット曲を挿入！ ＜解説＆ストーリー＞ 映画『渋谷物語』は、敗戦直後の廃墟から始まる…。 特攻隊の生き残りとして敗戦直後の東京に復員し、戦後の混乱期をエネルギッシュに駆け抜けた一人の男・安藤 昇の激しい生き様を描いた衝撃の作品。そこには特攻隊の悲劇、生きる原点・闇市のエネルギー、様々な抗争事件の実態、昭和という時代が生んだ切ない恋物語、渋谷に君臨する過程、そして全てを賭けた悪しき権力者との闘いなど、安藤 昇の半生をたどると、おのずと政財界を巻き込んだアンダーグランドの真実がそこにあぶり出され、高度経済成長とひきかえに失ったものや今日に至るまでの岐路が見えてくる。 この『渋谷物語』は「私のこれまでの全ての作品は、この映画の序曲に過ぎなかった」と本人に言わしめた集大成的自伝作であり、同時に戦後60年を迎えた今だからこそ語れる、誰も知らない真実の戦後史でもある。

CAST

村上弘明、南野陽子、遠野凪子、山路和弘、升毅、四方堂亘、金山一彦、嶋尾康史、風間トオル、津川雅彦、永島敏行、菊池隆則、小瀬川理太、永澤俊矢、伊東貴明、誠直也、渡辺裕之、榎木孝明、松方弘樹、安藤昇（特別出演）

STAFF

■原作：安藤昇

■原案：

■監督：梶間俊一

■演出：

■脚本：石松愛弘、田部俊行、梶間俊一

■スタッフ：製作：黒澤満／企画・原作：安藤 昇／『激動』双葉社刊／プロデューサー：石井徹、小島吉弘、榊田茂樹／脚本：石松愛弘、田部俊行、梶間俊一／挿入歌：「Summer TIme」「You are my destiny」「東京の花売り娘」：唄：五十嵐はるみｒ（キングレコード）／監督：梶間俊一