作品紹介
INTRODUCTION・STORY
やると思えばどこまでやるさ、それが男の魂じゃないか──任侠の世界に賭けた男の意気地!!男ごころは男でなけりゃ 男が惚れて男が泣いた──尾崎士郎の名作「人生劇場・残侠篇」日本人、万古の血を湧かす俊才澤島忠監督の傑作任侠ロマン第1弾!! 昭和8年に発表された尾崎士郎の「人生劇場」は、古風な日本的ロマンチシズムが受けて戦前戦後に何度も映画化されている名作で、本作は「残侠篇」に登場する飛車角の義理と人情に男の意地を貫く好漢やくざが辿る波瀾に富んだ宿命を鬼才澤島忠監督がダイナミックに描いて大ヒットした、世に言う“東映やくざ路線”の先鞭となる名作である。 横浜の遊女だったおとよと逃げてきた飛車角は、小金親分の計らいで深川の裏町に住むことになった。ある日、飛車角は小金親分への義理から宮川と仇敵丈徳一家に殴り込み、丈徳親分を刺し殺し、逃げ込んだ家で吉良常と出会う。泣き崩れるおとよを背に、飛車角は自首して5年の刑に服す。その間に、小金親分は弟分奈良平に命を奪われ、おとよは車夫に身をやつした宮川と好いた仲となっていた。恩赦で出所の日、飛車角は吉良常から小金親分が殺されたことやおとよの行く末を聞いて、吉良常に従って遠州吉良港に身を寄せることにした。宮川が「おれをなぶりものにしてくれ」と詫びを入れに来た数日後、小金親分の敵を討とうと単身奈良平一家に殴り込んだ宮川は斬殺される。それを知った飛車角は東京へ飛んで帰り、必死に止めるおとよを振り切って、奈良平一家総動員で待ち受ける凶刃の真っ只中へ突き進んで行く…。好漢・飛車角に鶴田浩二、愛人おとよに佐久間良子、宮川に高倉健、吉良常に月形龍之介、奈良平に水島道太郎、寺兼に村田英雄が扮する魅力演技陣。メガホンは時代劇で新感覚をもたらした俊才澤島忠監督の雄輝の血を湧かす傑作任侠ロマン第1弾!(昭和38年3月公開 東映東京作品)
CAST
鶴田浩二、高倉健、佐久間良子、梅宮辰夫、本間千代子、曽根晴美、田中春男、加藤嘉、山本麟一、沢彰謙、楠侑子、水島道太郎、村田英雄、月形龍之介
STAFF
■原作:尾崎士郎
■原案:
■監督:沢島忠
■演出:
■脚本:直居欽哉
■スタッフ:原作:尾崎士郎/企画:岡田茂、亀田耕司、吉田達/脚本:直居欽哉/撮影:藤井静/美術:進藤誠吾/音楽:佐藤勝/監督:澤島忠
特典
初回特典
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音声特典
映像特典
ボーナスディスク
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