広島やくざ抗争、遂にドロ沼へ!
血しぶく〈代理戦争〉の歯車に噛み砕かれた、この無惨な暴力青春
日本で初めて現実のやくざ社会の全貌を暴き、東映実録路線を切り開いた衝撃シリーズ第三弾。背景は、昭和三十五年から三十八年までの高度成長期。西日本広域暴力団・明石組と、敵対する神和会との代理戦争は、やがて血で血を洗う巨大抗争へと発展。組織的に固まりつつあった広島やくざが、人間〈ヤクザ〉の野望により無残にも打ち砕かれていく様を描く。本作では、やくざ組織の抗争事件もさることながら、欲望、背信、復讐のみが渦巻く組織の裏の凄惨な戦いを描破。また、前二作では組員だった広能昌三が、広能組組長として登場している。