彼は、イギリスからやってきた。
サッカーボールと希望を抱えて―
第一次大戦前、帝国主義ドイツの子供たちにとって、秩序と規律、服従がすべてだった。
ドイツ・サッカーの創始者<コンラート・コッホ>の、知られざる感動の実話。
FIFAワールドカップ優勝3回、ランキングでも常に上位をキープし、サッカー強豪国として誰もが認めるドイツ。しかし19世紀末のドイツでは反英感情が根強く、イギリスで生まれたサッカーは“反社会的”なものとされていた。そんな中、地方都市の名門校にイギリスからドイツ初の英語教師として赴任した、コンラート・コッホ。教育が「規律・服従」であった時代に、型破りな教師コッホが授業に取り入れたサッカーを通じ、生徒たちが自立、成長してゆく姿を、爽やかな感動とともに描きだす。今もドイツで〈サッカーの父〉と称えられているコッホによる、ドイツ・サッカー誕生の知られざる実話に基づいた感動のヒューマンストーリー。『グッバイ、レーニン!』で注目された若手演技派俳優ダニエル・ブリュールがコッホに扮し、ドイツ映画に欠かせない実力派俳優がその脇を固めている。また、生徒たちを演じる少年たちの個性を生かした伸びやかな演技と表情が、いつまでも忘れられない感動を残す。
まさにドイツ版『いまを生きる』だ!! ―DIE FURCHE―
子供たちの純粋な想いに、涙が止まらない。―Critic.de―
『服従』してしまうのではなく、自らの意志を持ち、自らで考え、自らを尊重する。『自分の人生に誇りを持ちなさい』この作品から、いやコッホから、そう言われているように感じた。
宮本延春さん/教育者・「オール1の落ちこぼれ、教師になる」著者
サッカーを通じてフェアプレー精神を教え、生徒たちの心を開く姿に、サッカーの神髄を観た。こんなに感動的で、さわやかな映画は今まで見たことがない!サッカー好きもそうでない人も観てほしい映画です。
大高富太郎さん/なでしこJAPAN澤穂希選手の恩師(ジュニアサッカー時代)

1874年、帝政ドイツのブラウンシュヴァイクに、若き英語教師コンラート・コッホが馬車に揺られ、4年ぶりに母校に帰ってきた。コッホを待っていたのは、生徒たちの偏見や意欲のない態度、階級の違いに起因するいじめだった。英語に全く関心を示さず、学ぶ意欲のない生徒たちを見て、コッホは生徒たちにサッカーを教えてゆく。サッカーに夢中になった生徒たちは、サッカー用語を通じて英語を学びながら、“フェアプレー”の精神や“チームプレー”の大切さなども身につけてゆく。しかし、コッホの型破りなやり方が多くの敵を作ることとなり、規律と慣習のみを信じる教師や親、地元の名士たちは何とかしてコッホを学校から排除しようとする。そんな中、生徒たちは自ら立ち上がった――。
■原案:セバスチャン・グロブラー、ラウル・ライネルト
■脚本:フィリップ・ロス、ヨハンナ・シュトゥットゥマン
■監督:セバスチャン・グロブラー
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