作品紹介
INTRODUCTION・STORY
【解説】毎年ゴールデンウィークに開催される「イタリア映画祭」。ここで人気の高かった3作品を特別上映する企画「Viva! イタリア」で上映された本作『ハートの問題』は、『かぼちゃ大王』(1993年)の鮮烈なデビューで日本にもファンの多いフランチェスカ・アルキブージ監督の最新作。病院の集中治療室で知り合った、性格や生き方が対照的なふたりの男性の友情と、彼らを取り巻く人々との愛情を描いた、笑いながらもしんみりと心に響く感動作。主役を演じるアントニオ・アルバネーゼとキム・ロッシ・スチュアートのキャスティングも映画ファンには嬉しい。 【ストーリー】 アルベルトは売れっ子脚本家。ある晩、心臓に違和感を受け、救急救命治療室で、重い心臓発作を起こしたアンジェロと同室になる。アルベルトはクレイジーでやかましいお喋りだが、人間関係をうまく作れず、一匹狼だ。彼はじっと黙っていられず、アンジェロの症状にお構いなく話しかける。アンジェロは、貧しい環境から努力した自動車修理工場の若き経営者で、二人の子供と三人目を妊娠中の妻ロッサーナがいて、病室には母親も見舞いに訪れ、楽しそうだ。アルベルトの相手をするうちに、アンジェロはペースに巻き込まれていく。 何から何まで対照的な二人だったが、退院後に再会して、お互いが必要だと実感する。自分を理解してくれる世界で唯一の人物だと思うようになっていたのだ。アルベルトは脚本が書けなくなり、貯蓄もないため、途端にお金に困る。才能ひとつの世界は厳しい。その上、恋人のカルラにも去られてしまう。一人ぽっちになったアルベルトは、ローマ郊外にあるアンジェロの修理工場で暮らすようになる。そこには反抗期の二人の子供たちもいて、毎日が賑やかに過ぎていく。アルベルトは、思いもかけず気持ちが解放されていくのを感じていた。 アンジェロは自分の心臓が決して良くはならないだろう、と感じていたが、ロッサーナやアルベルトにさえ言わないでいた。そして、全てをアルベルトに託そうと思うようになっていった・・・。 【製作年】2009年作品 【コピーライト】(C)2009 Cattleya S.p.A.-Rai Cinema S.p.A.-Cinemello S.r.l.
CAST
アントニオ・アルバネーゼ キム・ロッシ・スチュアート
STAFF
■原作:
■原案:
■監督:フランチェスカ・アルキブージ
■演出:
■脚本:
■スタッフ:監督:フランチェスカ・アルキブージ
特典
初回特典
封入特典
その他特典
音声特典
映像特典
ボーナスディスク
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●「Viva!イタリア」予告編