
筒井康隆原作の「七瀬ふたたび」。1979年の「NHK少年ドラマシリーズ」を皮切りに、過去5度にわたり映像化されてきたこの名作の設定を富裕層専門の高級派遣ヘルパーに置き換え、再現!要介護者の介護に従事するだけではなく、要介護者の心の内を読み取って、要介護者を取り巻く家族問題まで解決するスーパーヘルパーがヒロイン。そんなヒロインを務めるのは「クラリオンガール」でパフォーマンス賞を受賞した卯水咲流。OV初主演作にもかかわらず、無口ながらもヘルパーとしてのプロの仕事を完璧にこなしていくヒロイン像をリアルかつ自然体な演技で表現している。

言葉少なに黙々と派遣先での仕事をこなす高級派遣ヘルパーの千里。彼女はある出来事がきっかけで、人の心が読める特殊能力を持つようになった。今回彼女が派遣されたのは、世間に名を轟かせる不動産会社を一代で築いたが、今は寝たきり同然の姿となり、言葉を話せなくなった老人と、年の離れた後妻、そして息子2人の4人家族。一見、裕福で問題なさそうに見える一家だが、家長の老人は他の家族との接触を拒んで心を閉ざしており、家族の絆は完全に潰えている状態だった。老人の心の内を読み、徐々にその信頼を得ていった千里は、ある日老人から、衝撃の任務を命じられる……。