
2014年ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。
IRA、北アイルランド問題を背景に、敵地にひとり取り残されてしまった、政治的思想も戦う意義も持ち合わせていない、若き英国軍兵士の悪夢の一夜を描くサバイバル・スリラー。複雑に絡み合う活動家たちの恐ろしく生々しい思惑。時代を超えた普遍的な人間の感情を美化することなく剥き出しにし、世界最大の批評家サイト「ロッテン・トマト」で満足度97%を記録、世界各国の映画祭を席巻し評論家たちを唸らせた。
主演は『300<スリーハンドレッド>―帝国の進撃―』(14)でハリウッド映画デビューし、アンジェリーナ・ジョリー監督作『Unbroken』(14)の主演に大抜擢されたイギリスの新星ジャック・オコンネル。

1971年、紛争が激化している北アイルランドのベルファストに、イギリス軍の新兵ゲイリーが着任する。町は、王党派プロテスタントと敵対するカトリックによって分断され、さらに、過激なギャングや秘密のエージェントが、それぞれの側で、主導権を握ろうと暗躍していた。ゲイリーは、パトロールの最中に、争いに巻き込まれ、その間に、泥棒に武器を盗まれてしまう。彼は、群集の中に逃げ込んだ泥棒を追うが、自分が敵のテリトリーにたった独りで入り込んでしまっていることに気づく。果たして、ゲイリーは生き残ることができるのか。