
各映画祭で絶賛され、ロッテン・トマトでも驚異の満足度99%を記録!
『猟人日記』『パーフェクト・センス』などで高い評価を得たデヴィッド・マッケンジー監督が、暴力でしか自らの存在を示すことができない囚人たちの業や運命を描く痛切なサバイバルドラマ。また、未熟な少年が仲間を得て現実の調和を学んでいく通過儀礼的な成長物語であり、父親と再会したことで失われた絆を回復させるヒューマンドラマでもある。
主演は、今後の活躍がますます期待される若手英国俳優ジャック・オコンネル。凶暴さと繊細さを併せ持つ爆弾のような青年を好演。不器用ながら親としての愛情を注ごうとする父親ネビルには、『ダークナイト ライジング』『アニマル・キングダム』など国際的に活躍するベテラン俳優、ベン・メンデルソーン。また、物語のキーパーソンとなるボランティアで囚人たちの更生に尽力する心理療法士オリバーを『プライドと偏見』などのルパート・フレンドが演じている。
脚本を執筆したのはかつてロンドンの刑務所で革新的なセラピストとして活動していた過去を持つジョナサン・アッセル。また、刑務所内の撮影は、英国北アイルランドのベルファストに実在するクルムリン・ロード刑務所で行われた。細部までリアリティにこだわり、極限を追求した迫真の演技が光る作品である。

少年院でトラブル続きの暴力的な少年・エリックが、成人の刑務所に移送される。そこでも彼の乱暴は止むことがなかったが、心療療法士との出会いや、同じ刑務所内に収監されていた父親との再会によって少しずつ変わっていく。暴力でしか自分を示せず、愛を知らなかったエリックが初めて生きる希望を見つけていくのだが、これまでの行動を問題視していた勢力が動き始め……。