作品紹介
INTRODUCTION・STORY
恋と呼ぶには淡く哀し──、至純の愛うたう不朽の名作。「民さんは、野菊のような人だ。僕は野菊が大好きだ。」感動の名編にキラリ映える聖子の涙。 伊藤左千夫の不朽の名編「野菊の墓」を原作に、19歳の松田聖子が至純な愛に生きるヒロイン・民子役に体当たり!桃割れ髪にかすりの着物姿も可憐に、見事スクリーン・デビューを果たした話題作。美しい田園風景がひろがる江戸川べりの村。醤油の醸造業を営む旧家の子息・政夫は病弱な母・きくの薬を取りに行く途中、すれ違った舟に民子の姿を見つけて胸を躍らせた。民子は政夫の従姉妹で、政夫より二つ年上の17歳。きくの世話をするために、政夫の家にやってきたのだ。昔から姉弟のように仲が良かった二人は、民子が住み込むようになり一層親密に。やがて二人の間に淡い恋心が芽生えるが、周囲の大人たちの中傷に幼い愛は踏みにじられ、悲しい結末を迎えるのだった……。本作が初監督作品となる澤井信一郎が、恋とよぶには淡い純な想いを寄せあう十代の可憐なふれあいと、死ぬまでひとつの愛を抱きつづけるヒロインの運命を、詩情ゆたかに、そして格調高く描いた文芸大作。
CAST
松田聖子、桑原正、加藤治子、樹木希林、白川和子、北城真記子、叶和貴子、愛川欽也、常田富士男、武内文平、沢竜二、湯原昌幸、赤座美代子、村井国夫、島田正吾、丹波哲郎
STAFF
■原作:伊藤左千夫
■原案:
■監督:澤井信一郎
■演出:
■脚本:宮内婦貴子
■スタッフ:原作:伊藤左千夫(「野菊の墓」集英社文庫コバルトシリーズ刊)/企画:吉田達、高村賢治/脚本:宮内婦貴子/撮影:森田富士郎/音楽:菊池俊輔/監督:澤井信一郎
特典
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