STORY
自衛軍が“日本”を守る時代。 自主独立のため自衛軍を存続させたい者たち。 平和憲法を遵守し、自衛軍の解体を求める声。 オリンピックが迫る中、世論は二つに割れていた。 そんな中、廃ラウンジに世を憂う6人の革命家が集まる。 彼らの目的は「首相誘拐」。 作戦は強い意志を持って行われる。 数時間後…。 廃ラウンジには縛り付けられた首相とその伴侶がいた。 作戦は薄氷を渡るような成功だった。 6人の中に裏切り者がいたのだ。 6人に課せられた使命は二つ。 首相の断罪。そして、裏切り者を見つけること…。 嘘と真実。 本当の事を言っているのはいったい誰なのか。 これは虚構の中に生まれた“戦争”の物語。