INTRODUCTION
原作・宮月新、作画・近藤しぐれによる同名コミックスを『さまよう小指』でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014のグランプリを受賞した竹葉リサがメガホンを取り、脚本は『GANTZ』の渡辺雄介が手掛けた。平和な日常が崩れ去るリアルな恐怖、「シグナル100」の謎…。ゲームは動き出したら、止めることができない。その結末は、原作とは異なるオリジナルとなり、想像を絶する展開へと発展していく――。
絶望的な状況下、持ち前の行動力と芯の強さを発揮し、事件の解決に奔走する正義感の強いヒロイン・樫村怜奈を演じるのは、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』『午前0時、キスしに来てよ』と人気実力共に兼ね備え、数々の話題作に出演する橋本環奈。20歳を迎えた橋本環奈がR15+作品に初挑戦し、鬼気迫る演技で新境地を見せている。
共演は、小関裕太、瀬戸利樹、甲斐翔真、中尾暢樹、福山翔大、中田圭祐、山田愛奈、若月佑美、前原滉、栗原類、恒松祐里ら、ネクストブレーク間違いなしの若手実力派が結集。教師・下部役は、歌舞伎俳優の中村獅童が務め、生徒を恐怖のどん底に突き落とす衝撃的なヒールを演じている。
STORY
朝。まもなく始まる学園祭の準備で慌ただしい日々を送る聖新学園高校3年C組の生徒たち。担任教師・下部(しもべ)(中村獅童)に視聴覚室に呼び出された樫村怜奈(橋本環奈)ら36人は、突然、不気味な映像を見せられる。それは≪自殺催眠≫の暗示だった――。
その催眠発動(自殺)のシグナルは、全部で100種類。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」…何気なく普段行っていた行為が死を招く。学校から出ることも、外部に助けを求めることもできない。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。最後に生き残った者だけが、自殺催眠から逃れられるというのだ。
絶望的な状況のもと、人間の醜い本性が次々と暴かれ、やがて、生き残りをかけた壮絶なデスゲームへと発展していく。タイムリミットは夜明けまで。樫村は全員が生き残る方法を見つけようと、この見えない恐怖に立ち向かうが――。
催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員の死を見届けるのが先か!?狂気と絶望のデスゲームの結末とは…!?