作品紹介
INTRODUCTION・STORY
■キャッチコピー■昭和レトロ映画館~甦る!東映児童映画の世界 第6弾 越冬不可能とされていた厳冬の富士山にたてこもり、日本の高層気象観測の未来を切り開いた気象学者、野中 到の劇的半生と夫婦愛を描く感動の物語!! 【解説】 明治23年、当時の天気予報はほとんど当らず、台風や災害で苦しむ人々が跡をたたなかった。民間気象学者・野中 到は、気象学の第一人者、中央気象台予報課長・和田雄治に富士山の山頂に観測所を立て、日本の気象予報を欧米のレベルまで引き上げようと相談をする。しかし、その提案は不可能だとして賛同を得られなかった。 それでも野中は、将来国の力で本格的な観測所建設の土台を築こうと一人研究に打ち込んだ。野中の情熱はついに和田の心を動かし、明治28年1月、いよいよ実地の山頂調査にかかった。そして、2月16日、日本人として初めて冬の富士山頂をきわめた。この知らせを聞いた地元の人々はようやく全面的な援助を申し出て、春から夏にかけて観測所の建設は着々と進んだ。 明治28年10月1日、野中は単身、富士山頂にこもった。毎日2時間ごとに計測を休みなく続けた。しかし、睡眠不足、異常気圧、そして疲労が重なり、野中の体力はしだいに衰えていった。そんな中、妻の千代子が娘を実家に預けて、観測所にやってきた。野中と共に冬ごもりをしようというのである。野中は無理だと説得しようとするが、妻の愛情と固い意志に打たれて、承知せざるを得なかった。それ以来、夫婦共同で観測にあたる野中達だったが、状況はますます厳しさをましていった・・・。 橋本英吉の小説「富士山頂」をベースに作られたこの作品は、台風や災害で苦しむ人々を救おうと不屈の精神で立ち上がった一人の男の物語である。刻々と変化する富士山の風景と、夫婦の愛情を軸に、試練に耐えて、力強く生き抜くことの尊さを描いた感動作。 【コピーライト】(C)東映
CAST
森川公也/池田昌子/森 幹太/深水吉衛/石川十郎/相馬剛三/解説:小沢重雄
STAFF
■原作:
■原案:
■監督:山下秀雄
■演出:
■脚本:清水信夫/山下秀雄
■スタッフ:企画:神 英彦/山内敬二 脚本:清水信夫/山下秀雄 撮影:村山和雄 照明:谷川庄三 美術:江坂 実/池田康彦 音楽:西山 登 編集:民野吉太郎 監督:山下秀雄
特典
初回特典
封入特典
その他特典
音声特典
映像特典
ボーナスディスク
初回特典
封入特典
その他特典
音声特典
映像特典
なし