作品紹介
INTRODUCTION・STORY
男は嘘がうまいから女も嘘で勝負する! 灯りがつけば、京はおんなの世界となる 芸者という白粉花の生態を、熱くねっとり描く話題の大作! 【解説】 京都宮川町のお茶屋・静乃屋の女将きくには、芸者から足を洗うほど愛した男との間に二人の娘がいた。姉の君蝶は「金の切れ目が縁の切れ目」を地でゆくドライさで色町の反感を買いながらも、男たちを夢中にさせる売れっ子の芸者。妹の妙子は市役所で実直に働いていたが、姉のせいで肩身の狭い思いをしていた。妙子は同僚で祇園のお茶屋の養子である孝次と将来を約束していたが、孝次の母・千代はかつて芸者時代にきくと男をめぐって張り合い失恋した思い出があり、結婚を真正面から反対した。一方きくは、一文無しになった腹違いの子・秀雄のために金を工面する約束をして家を抵当に入れてしまう。金を稼がなければならなくなった君蝶は、千代の旦那・伊勢浜にその金を出させようと画策する…。欲望が渦巻く京都・花街の世界を舞台に、匂うばかりの風俗の中に、女の欲望を浮き彫りにした話題作。「五番町夕霧楼」「越後つついし親不知」で脚光を浴びた佐久間良子が、金のためなら他人の男でも平気で奪う芸者を演じ、対照的な世界で生きる妹には藤純子が扮している。1951年に紆余曲折を経て大映作品として製作され大ヒットを飛ばした、脚本・新藤兼人、監督・吉村公三郎コンビの最高傑作ともいわれる「偽れる盛装」を、「無法松の一生」や「海軍」といった数々の名作リメイク作品を手がけてきた監督の村山新治が、ねっとりとした描写を交えまとめあげている。 【公開日】1964年11月公開 【コピーライト】(C)東映
CAST
佐久間良子、藤純子、丹阿彌谷津子、岩本多代、楠田薫、江原真二郎、山茶花究、赤木春恵、新井和夫、西村晃、南都雄二
STAFF
■原作:新藤兼人(「偽われる盛装」より)
■原案:
■監督:村山新治
■演出:
■脚本:新藤兼人
■スタッフ:企画:吉野誠一、矢部恒 原作・脚本:新藤兼人(「偽われる盛装」より) 撮影:坪井誠 音楽:池野成 監督:村山新治
特典
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ボーナスディスク
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●予告編●フォトギャラリー(宣材スチール)