作品紹介
INTRODUCTION・STORY
【キャッチ】 風を感じて歩いていますか 夢を持っていきていますか 【解説】 好きな人を抱きしめたい、好きな人に抱かれたい、そんな思いを持つことすら許されない環境のなかで、差別という壁に阻まれつつ求めあう少女と青年。愛や夢とはぐれ、風の外側にいる二人が、やがて優しい風に抱かれる。 世界の映画祭で反響をよんだ「少女」、「るにん」、続く「長い散歩」でモントリオール世界映画祭で三冠を受賞した奥田瑛二が放つ待望の最新作・監督第4作目は、人間の愛と夢を見つめた珠玉の恋の物語である。 舞台は美しい海峡の町、下関。本州の西南端に位置し、古くから九州、朝鮮半島との交流窓口として栄えてきた。関門海峡、フェリー、街角のリトルコリア……本作は、そうした陰影深い歴史や文化、人間のドラマを秘めた町でオールロケーションを敢行、吹く風さえも香りたつリアルな映像美で見る人の心を震わせる。 ■佐々木崇雄と安藤サクラ:フレッシュなふたりの新人 佐々木崇雄はモデルとして東京・パリ・ミラノ・コレクションなどで活躍。韓国、台湾のTVCMにも出演し、特に韓国では人気が高い。安藤サクラは奥田監督の次女。ふたりとも本作で主演デビュー、俳優として本格稼働を開始。 ■奥田組恒例キャスト&スタッフ 夏木マリ、北村一輝、奥田監督自身ほかの奥田組常連に石田卓也、かたせ梨乃などが加わった豪華キャスト。歌唱指導に日本を代表するオペラのプリマドンナ塩田美奈子、撮影の石井浩一、照明の櫻井雅章、音楽の稲本響、スーパーバイザー安藤和津などスタッフも監督が信頼を置く最強スタッフの布陣。 ■多方面から集結した異色キャスト ロックミュージシャンの大友康平、ジャズシンガーの綾戸智絵、作家の島田雅彦、スピリチュアルカウンセラーとして名高い江原啓之。 ■奥田瑛二:原作・脚本・監督 1950年3月18日愛知県春日井市生まれ。1979年「もっとしなやかに、もっとしたたかに」(藤田敏八監督)で主役に抜擢される。86年「海と毒薬」(熊井啓監督)で毎日映画コンクール男優主演賞、94年「棒の哀しみ」(神代辰巳監督)でブルーリボン賞をはじめとする9つの主演男優賞を受賞。その後、監督としての活動も開始、10年間に5作品を撮ると心に決め、2001年「少女」で監督デビュー以来、映画に対する深い造詣、真摯な映画作りの姿勢、作品が内包する人間的で普遍的なテーマで、世界の映画人の注目を集め続ける。 【ストーリー】 オペラ歌手を夢見、名門女子高の合唱部でソロを歌う岩田真理子(安藤サクラ)は、ふとしたきっかけで一人の青年(佐々木崇雄)に出会う。大事な楽譜をなくされた真理子は、その償いとして青年に学校帰りのボディガードになってほしいと頼む。次第に親密になっていく二人だったが、青年はいつまでたっても自分の名前を明らかにしない。在日朝鮮人三世、趙聖文(チョ・ソンムン)が彼の名だった。そんななか、真理子は合唱部のソロを降ろされ自暴自棄に。一方、聖文は悪事に手を染めるようになる。互いに惹かれ合いながらも溝が深くなっていく二人……。 【公開日】 2007年11月10日(土) 下関スカラ座シアター・ゼロ他5館 九州先行公開 2007年12月22日(土)新宿K''s cinema 他全国順次ロードショー 【コピーライト】(C)2007ゼロ・ピクチュアズ/KSF
CAST
佐々木崇雄、安藤サクラ 石田卓也、加納史敏、かたせ梨乃、北村一輝、夏木マリ、奥田瑛二 久保京子、島田雅彦、綾戸智恵、大友康平、江原啓之、安藤和津
STAFF
■原作:奥田瑛二
■原案:
■監督:奥田瑛二
■演出:
■脚本:奥田瑛二
■スタッフ:プロデューサー■ 橋口一成 原作・脚本・監督■ 奥田瑛二 撮影■石井浩一 音楽■稲本響 合唱曲指導■三枝成彰 歌唱指導■塩田美奈子
特典
初回特典
封入特典
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音声特典
映像特典
ボーナスディスク
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●劇場予告●『out of the Film』‐「風の外側」メイキング‐