作品紹介
INTRODUCTION・STORY
【解説】 中村錦之助と名匠・今井正監督が、南条範夫の原作をもとに日本人に根強く残る武士道精神の系譜を、江戸時代から現代までの七代七つのエピソードで綴り、血塗られた忠義の歴史を異常残酷なタッチで描いた話題大作。 ある建設会社に勤めるサラリーマン・飯倉進の婚約者・人見杏子が、睡眠薬で自殺を計った。その知らせを受けた進は、先祖の日記にかかれた世にも残酷な歴史を思い出す。そこには、己を犠牲にして主君や国家に仕える武家・飯倉家代々の話が記されていた。主君を庇って切腹した次郎左衛門、侍の忠義を守り割腹自殺した佐治衛門、不義の責任を問われて男根を去勢された久太郎、老中へ愛娘を献上した修蔵、日清戦争で戦死した進吾、第二次世界大戦で特攻隊員の任務を果たした進の兄・修…。そして今、会社と出世の為、ライバル会社に勤める杏子を利用し、彼女を自殺へと追いやった進。彼は、自分が飯倉家の残酷な歴史を繰り返そうとしていることに気付き、愕然とした──。 中村錦之助が、江戸時代の武士から現代のサラリーマンまで、七代に亘る飯倉家の主人公に扮して力演する他、有馬稲子、三田佳子、丘さとみら共演陣も好演。今井監督の冴え渡る演出で、見事、第13回ベルリン映画祭金熊賞を受賞した傑作。 【公開日】1963年4月公開 【コピーライト】(C) 東映
CAST
中村錦之助、有馬稲子、丘さとみ、岸田今日子、渡辺美佐子、三田佳子、河原崎長一郎、沢村精四郎、松岡紀公子、山本圭、佐藤慶、織田政雄、西村晃、加藤嘉、柳永二郎、東野英治郎、江原真二郎、木村功、森雅之
STAFF
■原作:南条範夫
■原案:
■監督:
■演出:
■脚本:
■スタッフ:原作:南条範夫 企画:辻野公晴、小川貴也、本田延三郎 脚本:鈴木尚之、依田義賢 撮影:坪井誠 音楽:黛敏郎 監督:今井正
特典
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