作品紹介
INTRODUCTION・STORY
【解説】 1965(昭和40)年、NET(現・テレビ朝日)系で放送された連続テレビ映画「新選組血風録」全26話のうちの4話を収録。原作は司馬遼太郎の同名小説で、一話完結の新選組隊士銘々伝となっている。脚本を担当した結束信二の描く人間ドラマが熱い感動を呼ぶ、数ある新選組ドラマの中で最高峰との呼び声が高い名作。 <収録話> 第11話「槍は宝蔵院流」 七番隊をひきいる谷三十郎は、宝蔵院流の槍の名手だった。あるとき土方は、座興に谷と斎藤に模範試合をさせるが、決着がつかない。そんな二人の隊が大坂出張を命ぜられた。到着早々、七番隊が浪士に襲われて全滅し、口のうまい谷の主張が通って、斎藤が責任をとらされる。土方は斎藤の名誉回復のため、谷との試合の続きをさせるのだった。 第11話ゲスト:谷三十郎/川副博敏 大石鍬次郎/林彰太郎 第12話「紅花緒」 履物屋の清作は武士になりたい一心で、新選組の入隊試験を受けた。はじめは不採用といわれたが、沖田が清作の店で姉に贈る下駄を買ったという縁でめでたく隊士となる。のちに清作は、隊の公金を狙った賊と戦いもせずに逃げだし、士道不覚悟で処断される。土方は偶然、履物を求めに入った店で清作の妹に新選組は鬼だと責められるのだった。 第12話ゲスト:高田清作/橋爪功 お加代/土田早苗 第13話「強襲十津川屋敷」 十津川の郷士は熱狂的な勤皇思想の持ち主で、名をあげるべく京の十津川屋敷と称される家にたむろしていた。若い千葉大輔もそんな一人で、上洛早々長州藩からある密命を受ける。一方、十津川郷士に部下を斬られた藤堂平助は、郷士を一網打尽にしたいと思っていた。また、沖田も所司代から、ある仕事を頼まれる。そして新選組が屋敷を襲撃する機会がおとずれた。 第13話ゲスト:千葉大輔/和田一壮 三浦一誠/加賀邦男 第14話「狂った盃」 京で顔の広い隊士・佐野久次郎は、山南敬助に内密に頼まれ、本願寺の坊官との会合を斡旋してやる。その帰り道、酒乱の気のある佐野は酔った勢いで罪もない浪人を斬ってしまう。悔やんだ佐野は自分がやったことは伏せて浪人の妻につくすが、次第に彼女に心ひかれてゆく。が、町方の知らせで佐野の行いが土方の耳に入った。問いただす土方に、酔っていた佐野は斬りかかる。 第14話ゲスト:佐野久次郎/飛騨昇 雪江/宇梶由利子 【放送期間】1965年7月~1966年1月NET(現・テレビ朝日)系にて放送 【コピーライト】(C) 東映
CAST
栗塚旭、舟橋元、島田順司、左右田一平
STAFF
■原作:司馬遼太郎
■原案:
■監督:
■演出:
■脚本:
■スタッフ:原作:司馬遼太郎 企画:上月信二(NET:現・テレビ朝日)、田村嘉(東映) 脚本:結束信二 監督:佐々木康、河野寿一 撮影:脇武夫、羽田辰治 音楽:渡辺岳夫 擬斗:上野隆三
東映
特典
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ボーナスディスク
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◆名場面集