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映画『世の中にたえて桜のなかりせば』

2022年
9月14日(水)
DVD発売

TRAILER

予告 メイキング1 メイキング2

INTRODUCTION

70歳、年の差コンビが描く心温まるヒューマンドラマ。

「乃木坂46」で活躍する17歳の岩本蓮加と2022年で芸能生活68周年を迎える大ベテラン俳優・宝田明がW主演を務める。二人は“終活アドバイザー”として『終活屋』で働き、様々な境遇の人たちの終活を手伝う。“桜の季節”と“終活”をテーマに、70歳もの年の差コンビが描き出す、心温まるヒューマンドラマ。

企画立案は宝田企画で、自身もエグゼクティブプロデューサーを務める。また、余命幾ばくもない宝田の妻役は、これまでも映画「燦燦~さんさん~」などで共演歴のある吉行和子が務める。 制作プロダクションは「Shall we ダンス?」や「ウォーターボーイズ」など数多くの傑作を世に送り出してきたアルタミラピクチャーズ。本作ヒロインの岩本蓮加を瑞々しく描き、クオリティの高い良作へと仕上げている。 監督は、多くの映画祭で短編映画賞を受賞し、短編作品「サイレン」(2017年)が国内外の映画祭で賞に輝くなど気鋭の若手・三宅伸行。 主題歌「蒼空」は柔らかで温かみのあるハーモニーを奏でる2人組ボーカルデュオall at onceが担当し、プロデュースを亀田誠治が担当した。


STORY

終活アドバイザーのバイトをしている不登校の女子高生・咲(岩本蓮加〈乃木坂46〉)は、一緒に働く老紳士・敬三(宝田明)と共に、様々な境遇の人々の「終活」の手助けをしていく。 咲は危険と隣り合わせの職業で、万が一のために家族に遺書を残そうとする者や余命わずかで思い出を残そうとする者たちに寄り添って「終活」のお手伝いをする日々を送っていた。

そんな最中、咲の担任でかつて国語教師であった南雲は生徒からのイジメに遭い、教師をやめ自暴自棄の生活をしていた。咲はひきこもりの彼女の様子を見に度々家を訪れ、様子をうかがっていた。一方で、イジメの張本人の女子生徒を待ち伏せして自分の気持ちをぶつけたりもするが、彼女の中のやるせない気持ちは消えることはなかった。

自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気で老い先短い妻(吉行和子)とかつて見た桜の下での思い出を語る。咲は敬三たち夫婦を励まそうと、敬三がかつて見たという桜の木を探しに出かけるのだが・・・。

CAST

  • 岩本蓮加(乃木坂46)

    2004年2月2日生まれ、東京都出身。2016年9月4日、乃木坂46の3期生オーディションに合格。3期生加入時点の最年少メンバー。 2018年4月25日に発売された乃木坂46の20thシングル「シンクロニシティ」に収録された3期生楽曲「トキトキメキメキ」では、初のセンターポジションを務める。乃木坂46の21stシングル「ジコチューで行こう!」で福神として初の選抜メンバーを務める。2019年9月4日発売の24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」のカップリング曲「〜Do my best〜じゃ意味はない」でアンダーセンターを務め、同年10月10日、11日に幕張メッセイベントホールで開催された「アンダーライブ2019」では座長を務めた。 本作は映画初出演にして初主演。

  • 宝田明

    1954年第6期東宝ニューフェイスとして、『かくて自由の鐘は鳴る』でデビュー。 『ゴジラ』『青い山脈』『放浪記』など、映画出演本数は130本を超える。『あげまん』『ミンボーの女』『マルタイの女』などの伊丹十三作品にも出演。1964年『アニーよ銃をとれ』で、ブロードウェイミュージカルに挑戦し、芸術祭奨励賞を受賞。以後、『サウンド・オブ・ミュージック』『風と共に去りぬ』『マイ・フェア・レディ』など数多くの作品の主演をこなし、第6回紀伊國屋演劇賞、第10回ゴールデンアロー賞を受賞。2012年自身の製作・演出・出演によるミュージカル『ファンタスティックス』を全国公演し、平成24年度文化庁芸術祭賞大賞を受賞。日本を代表するミュージカル俳優として不動の地位を築く。 近年は全国各地で講演活動も精力的に行っており、1945年にソ連軍が侵攻してきた満州での悲惨な少年時代の体験をもとに、平和の尊さを説いている。 2016年5月「戦後70年日本映画平和賞」を受賞。2020年第43回日本アカデミー賞「会長功労賞」受賞

  • 吉行和子

    女子学院高校を卒業後、劇団民芸に入り、57年に舞台「アンネの日記」の主演でデビュー。 毎日映画コンクールの助演女優賞を受賞した『にあんちゃん』(59)をはじめ、日活映画で活躍する。大島渚監督の『愛の亡霊』(78)では不倫相手の青年と共謀して夫を殺害する人妻を演じ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。その他の出演映画に『御法度』(99)、『折り梅』(01)、『おくりびと』(08)など。「東京家族」(12)で山田洋次監督と出会い、その後山田作品に多数出演。 兄・淳之介は小説家、妹・理恵は詩人で、吉行自身もエッセイ「どこまで演れば気がすむの」で日本エッセイストクラブ賞を受賞している。2021年1月29日『誰かの花』(奥田裕介監督)が公開された。

  • 徳井優

    1978年映画「日本の黒幕」でデビュー。 以降映画・テレビ・舞台と幅広く活躍。1995年サカイ引越センターのCMでフジサンケイグループ広告大賞タレント賞を受賞。 映画『Shall we ダンス?』『ケイゾク』『探偵はBARにいる2』NHK大河ドラマ「西郷どん」、連続ドラマ小説「純情きらり」「ごちそうさん」「カムカムエヴリバディ」、舞台「レ・ミゼラブル」などに出演。近作に映画『アンダードッグ』『あなたの番です劇場版』『梅切らぬバカ』がある。

  • 土居志央梨

    1992年福岡県出身。2013年映画『彌勒MIROKU』でデビュー。 映画『リバーズ・エッジ』『二人ノ世界』などで注目される。出演作に舞台「木ノ下歌舞伎東海道四谷怪談」「グレーテルとヘンゼル」「夜への長い旅路」映画『赤い玉、』『祈りの幕が下りるとき』『サヨナラ家族』『108〜海馬五郎の復讐と冒険』『太陽の子』『チェイン』ドラマ「小さな神たちの祭り」NHK朝ドラ「おちょやん」

  • 名村辰

    1997年東京都出身。小学3年から3年間シアトルに在住。 出演作にドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る」「死役所」「いとしのニーナ」「さまよう刃」「ライオンのおやつ」「相棒20」舞台「カクシンハン(薔薇戦争、リチャード三世、ヘンリー六世)」「昼下がりの思春期たちは漂う狼のようだ」2022年舞台モダンスイマーズ新作公演「だからビリーは東京で」に出演。映画『アキラとあきら』が公開待機中。


STAFF

  • 監督:三宅伸行

    京都府出身。広告代理店勤務を経て、映画監督を志し渡米。ニューヨーク市立大学院にて映画制作を学ぶ。 2008年、長編作品「Lost & Found」を監督し、オースティン映画祭にてグランプリに輝いた。2011年、文化庁若手育成プロジェクトに選出されて「RAFT」を監督。2017年に監督した「サイレン」は国内外の映画祭で受賞を果たす。 映像制作会社ガゼボフィルムを立ち上げ、コマーシャルやドキュメンタリーの分野でも活躍している。

  • 主題歌「蒼空」Produced by 亀田誠治 歌:all at once

    理論派のITSUKIと感覚派のNARITOによる2人組ボーカルデュオ。 一見正反対に見える彼らだからこそ生み出せる、柔らかで温かみのあるハーモニー、そして一つ一つの言葉が心に刺さる「透き通るようなまっすぐな声」を武器に、2020年本格始動。 2020年、アニメ『名探偵コナン』のOPとEDを同時に担当し、新人では異例の抜擢が話題になった。2021年には、テレビ東京系連続ドラマ『シェフは名探偵』OPテーマを「マカロン」、MBSドラマ特区『ラブファントム』エンディング主題歌を「23:59」で、2曲同時のドラマタイアップを担当した。そして、東京シティ競馬トゥインクルレース35周年CMテーマソングに「年をかさねて」が起用されている。今後の活動も目が離せない注目の2人組。