STORY
時は江戸時代。三代将軍、トクガワイエミツの治世。 長き戦乱の世は終わりを告げ、トクガワ幕府の元に天下の泰平は永劫に続くかに思われた。 だが…。世を再び乱世に戻さんとする者が現われる。 『東照大権現・トクガワイエヤス』 かつてトクガワ幕府を開き、泰平の世の礎を築き上げた、その人であった。 冥府より黄泉返りしトクガワイエヤスは『神』を名乗り、5人の亡者と共に瞬く間に日ノ本を手中に収める。 民は嘆き悲しみ、日ノ本は闇に包まれる…。 さらに、その魔の手は世界にまで伸びようとしていた。 だが、その中にあってイエヤスに反旗を翻さんとする者達がいた。 人は彼らをこう呼んだ。 『ピカレスク◆セブン』と。 イエヤスの孫『トクガワイエミツ』は、異世界[物語の世界]より召喚されし [七人の極悪人]を率いて日ノ本を奪還するための戦いを始める。 だが、一筋縄ではいかない七人の極悪人。 その一人である『マクベス』は全てを裏切り、日ノ本を自らの手中に収めようとする。 果たして日ノ本を手に入れ世界をその手に収めるのはいったい誰なのか? 七人の悪漢は裏切りの果てにいったい、何を見るのか? 今世紀最大のピカレスクロマンが幕を開ける。