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2024/2/15
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『神回』(7月21日公開/中村貴一朗監督)とともに【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】第1回製作作品に選ばれた本作。監督・脚本を務めるのは、異色の経歴を持つオールドルーキー・北村美幸。309本のシナリオの中から選ばれた生命力あふれる瑞々しい17歳の物語は「青春映画を撮るのに年齢は関係ない!」そう思わせる傑作!
主人公・瑠璃に扮するのは、「青天を衝け」(21/NHK)、『20歳のソウル』(22)など話題作に出演し、今後の活躍が期待される池田朱那。そのクラスメイトには映画、ドラマ、舞台など、それぞれで活躍する片田陽依、白石優愛、大熊杏優が出演。瑠璃に一目惚れする高校生のマサル役には注目の若手俳優・青山凱。さらに主人公・瑠璃が密かに想いを寄せる森先生役に、『偶然と想像』(21)、『愛なのに』(22)の中島歩も出演し脇を固める。
動物たちの生と死に向き合いながら、悩み、成長していく17歳の高校生たちの青春映画が誕生!
【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY公式HP】
【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY公式twitter】
瑠璃(池田朱那)は農業高校で畜産を学ぶ二年生。母ひとり子ひとりの家庭で育った瑠璃は動物の世話で忙しい学校生活と家計を助けるためのアルバイトを両立させながら、モモ(片田陽依)、彩菜(白石優愛)、くるみ(大熊杏優)らクラスメイトと家畜たちから「命をいただく」という尊さを学んでいる。
ある日、瑠璃はモモと近隣の高校の文化祭へ遊びに行き、同い年のマサル(青山凱)を紹介される。瑠璃に一目惚れしたマサルは後日猛アタックをかけるが、農業高校教師の森(中島歩)に想いを寄せている瑠璃はそっけない。森への情熱を募らせた瑠璃はある日、森の家へ押しかけて強引に思いを伝えようとするが・・・。
池田朱那 / 瑠璃 役
主人公の瑠璃は素直で明るくて等身大の17歳、自分の気持ちに正直すぎるあまり周りが見えなくなる危なっかしい一面もある女の子。そんな瑠璃にとても魅力を感じ、絶対に私が瑠璃を演じたい!と思いました。
撮影では、周りの友達や先生、マサルとの関係性を大切にしながら、思いっきり瑠璃を演じさせていただきました。
ぜひ公開を楽しみにしていてください。
片田陽依 / モモ 役
ワークショップオーディションの作品紹介に心を惹かれて、参加しました。まさかモモ役に選んでいただけるとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
撮影では、様々な動物に触れ癒された反面、私たちが普段当たり前に食べているものが、どのようにして命から食材になっているかを目の当たりにし、改めて食と命について考えさせられました。
近い世代の方と仲良くなれて、お芝居についてなどお話出来、とても濃い時間を過ごせました。
監督、スタッフ、キャストの皆さんで作り上げたこの作品をたくさんの方に楽しんでもらいたいと思います。
白石優愛 / 彩菜 役
脚本を読み、絶対に参加したいと思った作品でした。
オーディションも、撮影期間も、そして今生きていることも、全てが奇跡に思えました。
大袈裟だけど、そんな作品です。
17歳は、青春は、止まりません!
ぜひ劇場にお越しください。
大熊杏優 / くるみ 役
初めて脚本を読ませていただいた時、率直にとても面白いなと思いました。思春期の感受性豊かな年ごろの恋愛と、家畜と動物の違いを理解しようとする葛藤が上手く組み合わさっていて、読み進めるのにワクワクしたのを覚えています。映画出演は初めてだったので、この作品は私にとって学ぶことが多く成長につながった作品だと強く感じています。
面白いだけでなく、色々と考えさせられる作品になってると思うので、ぜひ劇場でご覧ください。
中島 歩 / 森 役
僕が表現したいことが詰まった脚本でした。
人間のどうしようもなさにやられちゃいながらも立ち向かう17歳の姿にいつかの自分を見ました。
僕の演じた森という男はそのどうしようもなさの権化みたいな役です。撮影を終え、とうとうここまでやってしまったかという気持ちです。公開されるのがもうなんかちょっと怖いくらいです。
でもぜひご覧ください。
監督・脚本 北村美幸
つ、ついにやったぞ…。
誰もが憧れる、メジャーの映画監督。しかもそれをオリジナルシナリオで実現できるという幸せ。「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」製作決定からおおよそ一年、東映ビデオが「出てこい、才能」と垂らした釣り糸に引っ掛かった深海魚が遂に撮影を完了しましたよ!
現場では積年のでっかい夢が結実する、なんて感じる間もないまま、ただただ右往左往するばかりでしたが、優秀なスタッフキャストのおかげで何とかクランクアップまで漕ぎ着ける事ができました。ごまかしの利かない映画館の大きなスクリーンでは自分自身の迷いがそのまま映し出されてしまうかもしれません。しかし、池田朱那さんたちキャストの清洌なチャーミングさもそのまま映し出してくれる事でしょう。結果的にキャストの魅力がこの映画の魅力になっていると思います。また、そうなるよう仕上げに全精力を傾ける所存です。
主題歌 カネヨリマサル / ちとせみな
「17歳は止まらない」の主題歌のお話を頂いた時、喜びで心が踊ったことを覚えています。カネヨリマサルを組んだ当初から「いつか映画の主題歌に私達の音楽が使われたら良いな」なんて夢の話を、ベース石原と河川敷で語ったことが思い浮かびました。それほど、私達の音楽が主題歌として参加できたことが光栄であり、カネヨリマサルとしての夢を叶えて頂きました。
作品に触れ、瑠璃ちゃんのただ懸命に恋をする姿、人にも自分にもぶつかって、心を丸裸に自分を生きていく姿に、素直にかっこいいなと思えたり、愛おしくも思えたり、なんだか私にも重なる部分に身近さを感じました。書き下ろしですが、日々をもがきながら進んでいく少女の歌を、私なりにも表現できたと嬉しく感じています。是非映画と共に、カネヨリマサルの音楽も楽しんで頂けると幸いです。