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てこい、才能。

数々の映画賞を獲得してきた 東映ビデオ が贈る 新進クリエイターと“劇場映画”を作り上げる新プロジェクト

【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】 第1回 製作作品<2作品>が決定!

Results

  • <第1回 審査結果>

    『百円の恋』、『愛の渦』、『アンダードッグ』 など、公開規模の大小に関わらずウェルメイドな作品で数々の映画賞を獲得してきた東映ビデオ㈱が2021年6月に立ち上げた新たな才能を発掘する新プロジェクト【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】。 本プロジェクトの第1回製作作品の2作品が決定しました。

    • 応募作品名 : 『神回』

      監督・脚本 : 中村貴一朗

    • 応募作品名 : 『17歳は感じちゃう』

      監督・脚本 : 北村美幸

    第1回【TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY】は、「青春映画」をテーマに、約3か月の応募期間の中で、309本の企画と脚本を応募いただきました。作品審査を終えて、プロジェクトリーダーである佐藤現による第1回の総評は下記の通りです。

    東映ビデオプロジェクトリーダー 佐藤現プロデューサー 総評

    キャリアも年齢も多種多様なクリエイターの方々から実に309本もの企画と脚本をご応募いただきました。まず、ご応募いただいた皆様に深く感謝を申し上げます。
    この「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」は、所謂コンテストではなく、あくまで選定した作品を共に製作していプロジェクトですので、製作が決定した作品以外、応募者、内容、評価などの情報は一切公表いたしません。ただ、心を揺さぶられる傑作、力作が数多くあり、選考委員一同、厳正な審査、協議を重ね、悩みに悩み抜いた上で、2作品を選定させていただいた事はお伝えしておきたいと思います。 「神回」はタイムループという既に洋画、邦画ともに数多くの作品が存在するジャンルに挑みつつ、凡庸な青春ストーリーに止まらず、学校という閉鎖空間の中で人間の様々な感情を炙り出した脚本が見事でした。映像表現も含めて斬新な切り口の作品になりそうです。
    一方、「17歳は感じちゃう」は農業高校で畜産を学ぶ女子高校生を主人公に据えた等身大の物語です。日々、動物たちの生と死に向き合いながら、自らの恋愛には衝動のままに突き進むヒロインがとても魅力的で、スクリーンで動く彼女を早く見たくなる脚本でした。
    さて、このプロジェクトは、ここからが本番です。必ずや傑作を作り上げて、皆さまの元にお届けしたいと思います。引き続き、当プロジェクトにご支援を宜しくお願い致します。

    「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」
    プロジェクトリーダー 佐藤現

    また、第1回特別審査員を務めていただいた足立紳氏より、各作品の講評が届きました。

    第1回特別審査員 足立紳氏(脚本家・映画監督・小説家) 各作品講評

    • 『神回』 講評

      ループものというアイデア自体には斬新さはないけれど、次どうなるというハラハラドキドキ感と登場人物がそのループの中で年齢を重ねていくというアイデアが面白くグイグイ読まされた。物語の大半が人のいない学校の校舎内で進むが、この脚本を読んでいると、放課後の校舎に一人で取り残されてしまったような(そんな経験はないのに)、妙に居ても立っても居られない不安感とか焦燥感に駆られる。校舎内という絵変わりのなさも作者の狙いなのだと思うが、全体的に明確なビジョンが感じられて、とても完成度の高いシナリオだと思った。

    • 『17歳は感じちゃう』 講評

      農業高校が舞台の女子高生たちの話で、登場人物たちがみんなちゃんと血の通った人間たちでとても魅力的だった。とりわけヒロインは生命力に溢れていて、文字面からでも肉感的な魅力も漂ってきて、ずっとこのヒロインを観ていたいなあと思わせるものがあった。作品自体を覆っている生命力と家畜を殺して食べる農業高校の場面とがもう少しリンクしたりするともっと面白くなるような気もしたが、どこかに少しだけ遠慮のようなものが感じられた気もした。そういう意味でも、この面白いシナリオはさらに面白くなる可能性も感じた。

    「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」
    第1回特別審査員 足立紳氏(脚本家・映画監督・小説家)

    各作品紹介/監督・脚本プロフィール

    『 神回 』 作品紹介

    高校2 年生の樹は文化祭の夏季休校中野高校で打ち合わせをしていた。しかし打ち合わせが始まると 5分後には、また 5 分前の打ち合わせ開始時に戻ってしまうことに樹だけ気づく。 5 分間の抜け出せないループに樹の精神は混乱を極め、物語はあらぬ方向へと加速していく。

    監督・脚本:中村貴一朗プロフィール

    1984年生まれ。2004年、ニューシネマワークショップにて16mmの短編映 画を監督。07年ソニーPCLに入社後、数多くの映像の企画演出を務める。 15年、長崎県端島(軍艦島)の世界遺産登録検討のためのプレゼンテー ション映像「GUNKANJIMA-Traveler in Time-」の企画演出を担当し、国内外 のアワードを多数受賞。2021年10月、短編映画「命乞い」が完成。

    『 17 歳は感じちゃう 』 作品紹介

    農業高校で畜産を学ぶ瑠璃は日々、動物たちの生と死に向き合いなが ら、教師の森に想いを寄せている。森への情熱を募らせた瑠璃はある日、 森の家へ押しかけて強引に思いを遂げようとするが・・・。

    監督・脚本:北村美幸プロフィール

    1973年生まれ。93 年に AV 制作会社に入社。以降、フリー期間を含め約 20 年間にわたり主にアダルトビデオの製作、監督に携わる。近年は、映像に関する仕事から離れていたが、初心に立ち返り、本シナリ オの製作に動き始めた。

Process

※以下のスケジュールはあくまで目安であり、キャストやクリエイターのスケジュールの都合等により、変動する可能性があります

  • 2021年
  • 6⽉
    劇場映画企画コンペティション
    企画書、オリジナル脚本を募集いたします。 応募された⽅のこれまでの制作実績やプロフィールなども含め 東映ビデオのプロデューサーや外部から特別審査員を招いて審査させて頂きます。
  • 9⽉末
    企画応募締切
  • 12⽉
    受賞企画発表
  • 2022年
  • 1⽉
    制作準備開始(メインキャスティング、スタッフィングなど)
    東映ビデオが製作費1,500万円を出資。 さらに、東映ビデオのプロデューサーが制作、キャスティングをバックアップしてクリエイターとともに、“劇場映画” を作り上げます。
  • 演技ワークショップ(兼オーディション)参加者募集開始
    選出作品の監督による演技ワークショップを実施します。 ワークショップはオーディションも兼ねているので映画出演への⼀部抜擢もあり、 理想的なキャスティングにつながります。
  • 2月
    演技ワークショップ(兼オーディション)開催
  • 3月
    クラウドファンディング実施
    新しい才能を発掘し映画界を盛り上げるために映画ファンが直接関われる場として クラウドファンディングを立ち上げ、プロモーションを強化します。 クラウドファンディングで支援いただいたファンとは、完成披露上映会への招待や、 製作レポートの配信、キックオフパーティーへの招待など、クリエイターやキャストと 直接交流できる場を積極的に設け、作品のサポーターとして一緒に作品を盛り上げ ていきます。
  • 春~夏
    撮影
  • 夏~秋
    完成
  • 秋以降
    映画祭出品を目指す
  • 冬以降
    劇場公開

Comment

  • クリエイターの個性と寄り添いながら 共に「劇場映画」を作って世に出していきたい


    プロジェクトリーダー / 佐藤 現

    毎年、多くの自主映画が制作され、様々な映画祭、コンペティション等で優れた作品が発表されています。 ですが、そこで喝さいを浴びたクリエイターの皆さんが、その個性を保ちつつ商業映画に進出していくための門戸は、現状そんなに広くありません。

    本プロジェクトは、そんなクリエイターの皆さんが飛躍するためのネクストステップの場でありたいと思っています。 クリエイターの個性と寄り添いながら、共に「劇場映画」を作って世に出していきたい。 また、オーディションを兼ねた演技ワークショップの実施により、キャストの一部を選考していきます。 俳優の皆さんにとっても飛躍へのステップになれば、と考えています。

    当社は、制作、劇場配給、パッケージ化、配信など、企画から観客に届けるまでのプロセスを一社で完結できる強みを持っていますので、劇場映画を皮切りに、様々なメディアで多くの方々に作品を観てもらえる機会が得られます。ただ、もちろん作品を生み出して届けるまでには「いばらの道」が待っています。だからこそ、作品が観客の心に届いた時の感慨はひとしおです。そんな苦労も喜びも全部ひっくるめて、我々とご一緒してくれるクリエイターの皆さん、ぜひご応募ください。  記念すべき第一回の募集テーマは「青春映画」です。瑞々しい感性のほとばしる企画、脚本を、心待ちにしています。

    1971年生まれ、大阪府出身。

    94年に東映ビデオに入社し、映画やテレビ番組の製作に携わる。

    主なプロデュース作品に『おろち』(08)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』(11)、『ふがいない僕は空を見た』(12)、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』(13)、『花宵道中』(14)、『百円の恋』(14)、『14の夜』(16)、『ビジランテ』(17)、『犬猿』(18)、『嘘八百 京町ロワイヤル』(20)、『アンダードッグ』(20)など。

    『百円の恋』において第34回藤本賞奨励賞、2016年エランドール賞プロデューサー奨励賞を受賞。

  • 審査員じゃなかったら、恥ずかしげもなく応募していたに違いない。


    第1回特別審査員 / 足立 紳

    2012年の暮れ、私は周南映画祭という山口県の小さな映画祭が立ち上げた松田優作賞というシナリオコンクールに「百円の恋」という脚本を応募して賞をいただいた。映像化が決まっている賞ではなかったから、その後に営業した。すでに40歳であとのなかった私にとっては敗者復活戦のようなものだったので必死だった。映画化してくれたのは東映ビデオという会社だった。映画化が決まってすごく嬉しかったが、このシナリオがどれだけいじられてしまうだろうかと不安があった。だがその不安は杞憂だった。プロデューサーが、このシナリオの良さを出来るだけ損なわないように映像化したいと言ってくれたのだ。結果シナリオをいじることはほぼなかった。大切にされていると感じた。  作家性という言葉はなんだか面映ゆくてあまり使いたくないが、でも、それを大切にする以上に、それに惚れるものときっと出会いたいに違いない。「なんだよ、俺じゃダメなの?」とちょっと思った。審査員じゃなかったら、恥ずかしげもなく応募していたに違いない。

    1972年生まれ、鳥取県出身。

    日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書き始め、第1回「松田優作賞」受賞作『百円の恋』が2 0 1 4年映画化される。

    同作にて第3 9回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。同作と『お盆の弟』で第3 7回ヨコハマ映画祭脚本賞受賞、NHKドラマ『佐知とマユ』で第3 8回創作テレビドラマ大賞受賞、第4回市川森一脚本賞受賞。 その他の脚本作品に『デメキン』( 1 7 ) 、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』( 1 8 ) 、『嘘八百』( 1 8 ) 、『こどもしょくどう』( 1 9 ) 、『嘘八百 京町ロワイヤル』( 2 0 )、『アンダードッグ』(20)など多数。1 6年『1 4の夜』で監督デビュー。

    原作、脚本、監督を手がけた『喜劇 愛妻物語』( 2 0 )が第3 2回東京国際映画祭最優秀脚本賞受賞。 著書に『それでも俺は、妻としたい』(新潮社) 、『喜劇 愛妻物語』(幻冬舎) 、『弱虫日記』(講談社)などがある。

Theme

第1回募集テーマ 「青春映画」

記念すべき第1回目の募集テーマは「青春映画」 10代~20代の登場人物を中心とした、オリジナルストーリーの企画・脚本を募集いたします。 皆様の応募、お待ちしております!

企画の応募受付を締め切らせて頂きました。 沢山のご応募、誠にありがとうございました。 受賞された方へは、当プロジェクトよりご連絡させて頂きます。(11月末予定)